「資金繰りがうまくいかなくて、せどりを続けられるか不安…」
「キャッシュフローってよく聞くけど何のこと?」
「計画的にせどりをしたい!」
キャッシュフローとは、ビジネスにおけるお金の流れのことを指します。キャッシュフローの重要性や悪化の原因を理解しなければ、資金繰りが悪化し、せどり継続の危機に陥るかもしれません。

安定して長く続けるには、資金の流れを把握することが大切です。
そこで本記事では、キャッシュフローについてせどりのプロが解説します。
- せどりのキャッシュフローの基本
- 悪化する原因
- 改善する方法
- 安定させるコツ
この記事を読むことで、キャッシュフロー管理のコツを掴み、健全な資金繰りを行えるようになるでしょう。
また「なるべく早く結果を出したい」という方は、プロに相談するのも1つの手です。アパレル物販スクール「アパリセ」では、月利20万円を目指せるカリキュラムを用意しています。
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せどりのキャッシュフローの基本を解説
ここでは、以下のキャッシュフローの基本を解説します。
- 把握しておくべき理由
- 悪化する原因
せどりは仕入れや経費の支払いが多く、売上金と入金タイミングにずれが生じやすいため、キャッシュフローを把握することが大切です。詳しく解説するため、基本を理解しておきましょう。
なお、YouTubeの関連動画「【せどり座学】回転についての考え方全部教えます。【アパレルブランド転売】」では、せどりの回転率の考え方について解説しています。あわせて参考にしてください。
1.把握しておくべき理由
キャッシュフローとは、シンプルに言えば、お金の出入りの流れのことです。どれだけのお金が入ってきて、どれだけ出ていったのかを把握することは、すべてのビジネスで欠かせません。



キャッシュフローを正確に把握していないと、知らぬ間に資金状況が悪化している可能性があります。
とくに事業を拡大したいと考える場合には、キャッシュフローの管理が欠かせません。規模が大きくなればなるほど、取り扱う金額も増えていくため、資金の流れを正確に把握していなければ、ビジネスの継続が難しくなります。
仕入れ判断や販売戦略を立てる際にも、キャッシュフローの状況を踏まえた決定が重要です。
2.悪化する原因
せどりでキャッシュフローが悪化する主な原因は、仕入れと売上のタイミングのずれが挙げられます。
クレジットカードで仕入れを行った場合、売上金が入る前に引き落とし日が来ると、一時的に資金が不足する「資金ショート」を起こすかもしれません。



最悪の場合、せどりを続けるのが難しくなります。
また、商品の回転率の低さや、不良在庫の増加もキャッシュフローの悪化につながります。
キャッシュフローを健全に保つためには、仕入れと売上のバランス、支払いのタイミング管理、売れる商品の見極めが欠かせません。
せどりのキャッシュフローを改善する方法7選


キャッシュフローが悪化すると、せどりを続けるのが難しくなる可能性があります。そこで、キャッシュフローを改善するための以下の方法を紹介します。
- 入出金のタイミングを把握する
- 売上管理を徹底する
- 適切な量を仕入れる
- 仕入れの上限金額を設定する
- 在庫の回転率を意識する
- なるべく早く発送する
- 損切りを検討する
キャッシュフローが悪化した場合に備えて、改善方法を押さえておきましょう。
1.入出金のタイミングを把握する
せどりは以下のような流れが繰り返されるため、それぞれの取引で入出金のタイミングを正確に把握することが大切です。
- 仕入れ:マイナス
- 出品:変動なし
- 販売:変動なし
- 発送:送料・手数料がマイナス
- 入金:プラス
仕入れてから販売されるまでマイナス状態が続きます。さらに、販売後も、プラットフォームからの入金があるまでは、キャッシュフローは改善しません。



利用するプラットフォームによって入金のタイミングが異なることに注意しましょう。
また、仕入れにクレジットカードを利用している場合は、引き落とし日を把握しておくことが重要です。複数のカードを使い分けている場合は、すべての引き落とし日を把握し、資金不足に陥らないよう計画的に行動してください。
せどりでは、入出金のタイミングを正確に把握し、予測を立てることが大切です。
2.売上管理を徹底する
日々の売上と支出の徹底的な管理が不可欠です。セラーブックなどのアプリや、Googleスプレッドシートなどのツールを活用して取引を細かく記録しておくと、キャッシュフローを可視化できます。
売上管理することで表面上は利益が出ているように見えても、実際には赤字になっている「隠れた赤字」に気づくことが可能です。



さらに、長期間売れていない在庫の特定、売れ筋商品の分析なども行えます。
キャッシュフローを意識した売上管理を徹底することで、せどりの効率アップにつながるため、こまめに取引を記録しておきましょう。
3.適切な量を仕入れる
売れる見込みがある商品を見極め、対応できる量だけ仕入れることを心がけましょう。いくら良い商品でも、出品作業が追いつかなければ現金化できず、キャッシュフローの改善にはつながりません。
さらに、手持ち資金に対して過剰な仕入れを行うと、キャッシュフローが悪化するだけでなく、不良在庫を抱えるリスクも高まります。



仕入れから出品、発送までの一連の流れを理解し、自分がさばける量を見極めることが大切です。
4.仕入れの上限金額を設定する
仕入れ資金を決める際には、日常生活に支障が出ないよう、また不測の事態にも対応できるように十分な資金を手元に残しておくことが大切です。
特にキャッシュフローが悪化している場合は、思い切って仕入れ金額を抑え、現金を一度手元に置くことを優先しましょう。



売れ残りや取引遅延などのリスクを考慮し、余裕を持った資金計画を立てることが求められます。
仕入れの上限金額をあらかじめ設定しておくことで、資金ショートを起こすことなく、せどりを行えます。
5.在庫の回転率を意識する
回転率の高い商品を優先的に仕入れて現金化のスピードを上げることで、キャッシュフローを改善できます。
せどりでは、商品を仕入れた時点でキャッシュフローがマイナスになり、入金されるまではプラスに転じることはありません。そのため、回転率が低い商品は、資金を圧迫するリスクがあります。



なかなか売れない商品も、写真や価格設定など、出品を見直すことで、売れる可能性が高まります。
在庫の回転率は、キャッシュフローに大きく影響するため、せどりを行ううえで常に意識しておきましょう。
YouTubeの関連動画「【これ1本で解決】1ヶ月以内にざくざく売れる超高回転商品全て教えます!【アパレルブランドせどり】【メルカリ】」では、せどりの回転率の考え方を詳しく解説しています。詳しく知りたい方は参考にしてください。
6.なるべく早く発送する
商品が売れたら、なるべく早く発送する体制を整えましょう。適切な資金繰りのためには、商品が売れてから現金化までの時間を最小限に抑えることが大切です。



発送しなければ商品が売れても入金されないため、キャッシュフローの改善は見込めません。
発送まで手が回らない場合には、仕入れる数を減らすほか、外注化も検討してみるのも良いでしょう。
7.損切りを検討する
せどりでは、市場ニーズの変化やライバルの状況により、売れない商品が発生することはプロでも避けられません。
不良在庫を抱え続けると、新たな仕入れのための資金が固定化され、キャッシュフローが悪化するだけでなく、保管コストも発生します。



資金が不足している場合や、長期間売れない商品がある場合には、多少損をしても売却して現金化することを目指しましょう。
損切りの具体的な方法は、以下のとおりです。
- 商品価格を下げる
- 別のプラットフォームで出品する
- 買取サービスに依頼する
売れない商品を在庫として持ち続けると、売上として回収できないため、赤字になってでも現金化することが大切です。
せどりで在庫の回転率を上げてキャッシュフローを安定させる3つのコツ


キャッシュフローを安定させるためには、在庫の回転率を上げることが大切です。ここでは、回転率を上げるための以下のコツを解説します。
- リサーチを徹底する
- 出品方法を工夫する
- ユーザー対応を丁寧に行う
キャッシュフローに大きく関わるので、しっかりと押さえておきましょう。
1.リサーチを徹底する
売れる商品を見極めるには、市場分析や需要調査を行い、販売戦略を立てることが重要です。リサーチを徹底したうえで仕入れることで売れやすくなるため、回転率がアップします。



不良在庫を抱える理由は、仕入れの時点で需要の低い商品を選んでいることです。
丁寧にリサーチを行い、仕入れ価格と販売価格のバランスを考慮しながら、利益を確保できる商品を選定しましょう。
なお、アパレル転売スクール「アパリセ」では、需要のある商品を仕入れる方法をプロが伝授してくれます。仕入れはせどりの利益に大きく関わるため、プロから正しく学ぶのがおすすめです。
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2.出品方法を工夫する
魅力的な商品ページを作成することで商品が売れやすくなり、回転率アップにつながります。



出品時は以下を意識しましょう。
- プロフィール設定
- 商品写真
- タイトル
- 商品説明
- 適切な値段設定
とくに1枚目の写真となるサムネイル画像は、ユーザーが最初に目にする情報です。ユーザーが「欲しい」と思えるような魅力的なサムネイルを撮影しましょう。
出品を工夫することで回転率が高められるため、売れにくいと感じた場合には商品ページを見直してみる必要があります。
3.ユーザー対応を丁寧に行う
丁寧な対応を心がけることが、回転率アップにも直結します。
例えば、メルカリでは取引終了後に出品者と購入者がお互いに評価をつけ合うシステムがあります。



「良かった」「残念だった」の2種類です。
評価が高い出品者は、安心して商品を購入してもらいやすくなります。良い評価を得るためには、コメントへの迅速な返信、発送日の遵守、丁寧な梱包などの購入者の安心につながる対応が求められます。
気持ちのよいコミュニケーションを心がけることが大切です。良い評価は、結果として商品の回転率アップにつなげられます。
せどりはキャッシュフローを把握して計画的に行うのが大切


せどりで成功するには、キャッシュフロー管理を徹底し、計画的に事業を進めることが重要です。



キャッシュフローを把握することで、資金ショートなどのリスクを回避し、安定した収益を確保できます。
もし、キャッシュフロー管理に不安がある場合は、プロからのサポートを受けるのも1つの方法です。正しい知識を身につけることで、スムーズにせどりを軌道に乗せられます。
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